福岡の地域を支える情報誌がAIチャットボットで地域貢献を目指す!

Q、シティ情報ふくおか様のお話をお聞かせください

親会社はアプライド株式会社(福岡市博多区)になり、パソコン量販店チェーンストアを展開する企業となります。上場を機に、M&Aという形で「シティ情報ふくおか」を運営するようになりました。これまでのお話をすると「シティ情報ふくおか」は1976年に創刊された雑誌で全国的に見ても地域情報誌として草分け的な存在でした。愛されてきたものをこれからも地域に残していきたい!という地域貢献の思いもあり「シティ情報ふくおか」をこれまで継続的に育ててきました。

また、アプライドの強みであるパソコンの分野ですが、パソコンを販売することに重きを置いているわけではなく、パソコンというきっかけ活かして、その周辺に関わる広告やプロモーションにも積極的に取り組んで来ました。出版物だけでなく各種メディア、グルメサイトの運営、オンラインセミナーの開催など、幅広く活動しています。

Q、最近では行政とのお仕事にも積極的に取り組まれていると伺いました。

出版、広告が大きな柱となっていますが、コロナ禍の中で広告費をしっかりかける企業も少なく、収益が減っていくなかで私どももビジネスの視点を考える必要が出てきました。元々自治体からのご依頼で観光案内や移住推進の冊子の依頼を頂き作成していたこともあり、これまでの実績と経験をベースに地域に関わる仕事に積極的に関わっていこうと、地方行政のプロポーザル(公募)にも昨年末より積極的に参加するようになりました。

Q、地方自治体に自然と目が向いていかれたのは、これまでの地域情報誌を扱っていたからだと感じますが、どのような思いで取り組まれているのですか?

福岡という場所でこれまで誌面を主に扱ってきましたが、やはり紙の媒体は年々市場規模が縮小しているのが現状です。その中で福岡という場所で私たちが企業として地域貢献に携われる場所は何か?と考えた時に、情報を集めたり、発信したり、それをまた編集したりする部分を得意としているので、この力を活かして地方創生や観光分野にもっと活用していけるのでは?と考え今に至ります。

地域行政のプロポーサルに積極的に関わることで、実績をしっかり積み、「シティ情報ふくおかさんって頑張っているね!」と認識してもらえることで、また観光、移住、地方再生、地域創生の中で企業としての強みをさらに発揮できるようになると考えています。

時代は変化している

Q,紙媒体を得意とする企業がネットの世界に少しずつ移行されてきていると思いますが、シティ情報ふくおかさんとしてはどのように取り組まれていますか?

ふくおかナビというメディアを7年前から運用していますが、紙媒体の編集部がネットの世界を扱うのは正直なところ大変でしたね。紙媒体だと1ヶ月に1度情報を凝縮したものを出すという流れですが、ネットの世界は日々情報をアップデートしていくイメージですから、本当に紙とネットは全く違うものでした。

ウェブメディアに注力しはじめたのはこの3年くらいです。更新頻度でメディアは大きく成長するというのもこの数年で体感しています。また最近では、外部メディアとの連携を図りスマートニュースさんやグノシーさんとも提携して活動しています。

時代が変わる中で行政との関わりに取り組む

Q,実際にこれまで行政のプロポーザルに関わられる中で地方自治体は何を求めていると感じていますか?

私の感じていることですが、課題発見と課題解決の連続の中でお仕事をされていると感じています。ひとつの案件をやりつづけるだけでは仕事としては成り立たない。基本的には、完成したら、次のプロジェクトをまた立ち上げるという課題解決の連続という大変なお仕事だと感じています。

その中で感じるのは、手をかけられる人の数が決まっているという現状と、本当はこうしたいけど手が回らないという現実。たとえば、費用をかけて作った前のサービスやサイトがあるからなかなか改修できない。など、悩みは尽きない状態です。

だからこそ今回であれば、AIチャットボット「Roanna(ロアンナ)」を導入することで、手を煩わされてる部分を少しでも切り分けしてもらうと負担が減るのでは?と考えました。

しっかり運用し、育てていくことで成長するシステムを導入することでOJTに関わる部分や、横断的な情報共有の負担は改善されると提案させてもらっています。

Q,今回のプロジェクトにおいて、AIチャットボット「Roanna(ロアンナ)」はどのように活用されているのでしょうか?

https://www.fukuoka-navi.jp/category/baeru-kagoshima

今回は「最新の観光情報の共有」として活用しています。

鹿児島県のプロジェクトであれば単独の企画ではなく鹿児島県の中にある主要7市を網羅的な情報統括が求められていました。たとえば、ターゲットは北部九州エリアの30代女性が健康的にゆっくり過ごす場所として鹿児島を認知してもらう取り組みだったんですね…

そこで私たちの元々持っている取材力、編集力を用いて実際に150ヶ所の取材した記事を「Roanna(ロアンナ)」の中に登録しました。もちろん、記事の画像を見るだけでは何が書いてあるのかは伝わらないので、ユーザーの質問にピンポイントで答えられるように求められるものに対して答えを登録していきました。

先ほどお伝えしたように、単独の企画ではないからこそ関わる人数も多いので横断的な情報共有にも活用することができています。

皆さんも経験したことがあると思うのですが、一度行ったことがある観光地って、一度行った時の情報のままで止まっているものって多くあると思うんですね。

でも、いつの間にか変わっていたり、進化していたりするわけで、情報提供する側はその最新の情報を持っておくことが常に求められます。そこで内部の共有情報としてAIチャットボットを活用し、「あのお店どうだったかな?」と思った時にすぐに検索して情報提供ができることが大切になります。

必要な情報にすぐにアクセス。
横のつながりに役立つAIチャットボットの存在。

Q、チャットボットを求められている地方自治体や起業の抱えられている課題はどのようなものがありますか?

地方自治体の課題としては、縦割りという慣習が根強く残っていますよね。観光ひとつにしても各市区町村で別れていますし、そこを横断的なシステムでまとめていくということは、ユーザー側の視点に立つと当たり前に求められるものだと思います。

たとえば、区役所なんかに行った時に、その区役所の中に解決できるすべてがあるのは分かっていても、各窓口に訪れて、1番が終わったら4番に行き、そこから5番へと窓口の移動をする必要がある。ひとつの場所で解決することはないですよね。課が違うから、担当が違うから、という理由で時間を費やさなくてはならい状態になっている。ユーザーからしてみると悩ましい現実ですよね。

そういった本質的な悩みをAIチャットボットで解決できるようになると、働く側にとっても利用する側にとってもさらに良い暮らしが提供できるのでは?と感じています。求めている地方自治体は多いのではないでしょうか?

Q,実際に、行政へ導入サポートを行われてどのように感じられましたか?

AIチャットボットとはいえ、初期段階は人の手がどうしても必要になりますよね。初期設定の間の質問項目の登録等は少し階層も必要になるので、慣れるまでは大変だと感じました。

一から育てるという意識は大切になってきますね!

AIチャットボットだから全て任せるということではなく、一度ユーザー視点に立ち、どのような質問が来る可能性があるのか?情報をどのように整えるのか?ということを見直す必要性は感じました。

Q,そもそもAIチャットボット「Roanna(ロアンナ)」の導入提案をされようと思ったきっかけはありますか?

競合他社の差別化として、新しい発想のシステムを提案するためにパートナー企業となりました。

WEBや広告、パソコン、インターネットの世界に近いからこそお客様にも提案できることがありますからね。

提案先として、今回は2つとも「観光」に関しての取り組みでしたので、ユーザーに対してのアップデートされた情報提供をスムーズにするとともに、行政の縦割りの中で、網羅的な情報を手にすることができることで横の連携が取れた深い情報提供ができるようになる。この点をお客様に提案させていただいています。

Q,実際AIチャットボット「Roannna(ロアンナ)」を使用した感想を教えてください!

もちろん初めの設定には時間が必要だと感じました。ですが、入力フォームは他社に比べるとシンプルだと思います。フォームひとつで完了しますので、他のサービスですと打ち込みながら元のページに戻ったり設定しなおしたりと大変ですから。そういうシンプルさは魅力のひとつだと感じています。
別の部門、チャットボットの話をしていたところ。
AIチャットボット「Roannna(ロアンナ)」をすすめられ、企業への導入提案をはじめようと決めました。

Q,パートナー企業として、どのようにDXを捉えていますか?

もともと業界の中ではウェブマガジンやウェブサービスを展開しており、広告プロモーションなどは割とデジタルなものを使用している状況です。

事業として広告やサービスはDXになっていると思いますが、これからはUberEatsのような生活の中に根付くサービスを作っていきたいと思っています。日本の中ではDX推進を進める機運が高まっている福岡という都市の中で愛されるようなサービスを提供できると面白いですよね。

一生懸命、毎月発行するための取材を行なっているんですが、今は誌面を購入してもらったお客様だけに届いている状態ですから、さらに多くの方の元に情報をどう届けるのか?と課題意識をいつも大切にしています。

Q、 今、チャットボットロアンナの導入を検討している方へ一言お願いします

未来の可能性を感じられるサービスのひとつだと思います。

「チャットボット」という言葉だけで判断をしてしまうと、そこから広がる可能性に気づけないこともあると思います。使いながら、慣れながら「もしかしたら、ここにも使えるかもしれない!」という発想を大切にしてほしいですね。

DXや社内のきっかけを少しでも求められているところは、ぜひ導入していただき、使いながら、考えながら、新しい可能性を探っていくことが良いと思っています。

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